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AltIMEから秀caps
学生時代最初に本格的に使ったのが、Sunのワークステーションだったこともあり、Windowsを使うようになってからも、AltIMEで左CtrlとCaps Lockキーを入れ替えていました。また、基本的に英語配列キーボードしか使わないので、AltIMEには、右AltキーでIMEのOn/Offを制御してもらっていました。
ところが、最近IE7をインストールしたところ、どうもこの右Altキーを押したというイベントを、AltIMEが補足できずに、IE7が先に感知してしまい、Altが押された状態になってしまうことが発覚。しかし、AltIMEも遅れてイベントをハンドルするので、1回の打鍵でIMEもOnにはなる。なぜ困るかというと、Google Tool barの検索ボックスに日本語を入れるとき、変換を確定すると最初の一文字だけ消えるという奇怪な現象がおきるのです。そもそも、この原因を調査しているうちに今回のことに気がつきました。
というわけで、長年愛用したAltIMEには引退してもらい、Caps Lockと左Ctrlの入れ替えは、レジストリをいじって解決。WindowsNT4.0からはそれができるようになった模様です。以下の内容を、capsctrl.regなどとして保存し、実行・再起動すればOK.
-------------ここから-------------
REGEDIT4

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,03,00,00,00,1d,00,3a,00,3a,00,1d,00,00,00,00,00
-------------ここまで-------------

さて、右Altはどうしたものか?と思っていたところ、探すと色々出てきましたが、秀丸エディタ(作者に登録を忘れられ、2回お金を払った)を使っていることもあり、フリーの「秀caps」を使うことに。
色々機能があるようですが、まあとりあえずIMEのOn/Offだけで。いやー、PCの管理も細かいところで大変です。

ちなみに、この作業リモートデスクトップで接続したコンピュータで行った。接続先のマシンは再起動することができない。Ctl+Atl+Delは、クライアント側のマシンに取られてしまって、接続先には送られない。これは、Ctl+Alt+Endで解決できる。

と、ここまで書いたが、英語配列キーボードを使っている場合、ドライバに「AXキーボード」を指定して、右Altキーを漢字キーにするという方法があることを知りました。
右Altキーに[漢字]キーを割り当てる方法
レジストリをいじらないといけませんが、Vistaでもうまくいきました。

変更前
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters]
"PollingIterations"=dword:00002ee0
"PollingIterationsMaximum"=dword:00002ee0
"ResendIterations"=dword:00000003
"LayerDriver JPN"="kbd106.dll"
"LayerDriver KOR"="kbd101a.dll"
"OverrideKeyboardIdentifier"="PCAT_106KEY"
"OverrideKeyboardType"=dword:00000007
"OverrideKeyboardSubtype"=dword:00000002

変更後
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters]
"PollingIterations"=dword:00002ee0
"PollingIterationsMaximum"=dword:00002ee0
"ResendIterations"=dword:00000003
"LayerDriver JPN"="kbdax2.dll"
"LayerDriver KOR"="kbd101a.dll"
"OverrideKeyboardIdentifier"="AX_105KEY"
"OverrideKeyboardType"=dword:00000007
"OverrideKeyboardSubtype"=dword:00000001
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【2007/01/06 19:14】 | PC設定 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Office LiveとGoogle Apps for your domain
会社(といっても零細ですが)のホームページとドメインの管理を今まで、Yahooドメインでドメインを購入して、Yahooホスティングでホームページのスペースレンタルと、メールの管理をしていました。まあ、ドメイン管理費とあわせて年間2万円弱なんだけど、最近は便利になったもので、マイクロソフトが提供するOffice Liveというサービスを使えば、これらがすべてただでできてしまうことを知り、早速乗り換えることに。
現在ベータ版ですが、とりあえずベータ期間終了後もタダで使えるというOffice Live Basicを選択。Yahooドメインは、MelbourneITというオーストラリアのドメイン管理会社の代理店らしく、Office Liveも同じ会社をドメイン管理に使っているので、Yahooに退会申請をして、レジストリキーを教えてもらい、Yahooドメインはそのままにして、Office Liveへ移行。すべてブラウザから、簡単に手続きができます。途中クレジットカードの情報を登録するのが少し抵抗ありますが、ま、仕方なし。とりあえず管理用に「admin@自分のドメイン」というメールアドレス兼Office Liveアカウントを作成。実は、このアカウントWindows Live IDを新しく作ることに相当するらしく、Office Liveのサービス以外にも、マイクロソフトが提供するいろんなWeb上のサービスを利用できます。ただ、Hotmailから始まり、MSのWeb戦略は迷走しているようで、よく分かりません。暇があったら調べてみたいですが、誰か教えてくれないかな・・・。ま、メールとかカスタマイズされた検索とか、Googleがやってることと大差ないので、積極的に使う理由もないですが。
さて、Office Liveですが、Webデザインはとても便利なツールがあって、何のストレスも無く、それっぽいページがブラウザ上の操作だけから、あっという間に出来上がります。おおお、これはいいねー!と思っていると、大きな落とし穴が・・・。メールがPOPで取れないのです。なんとかならないかと、調べたところ、Windows Liveメッセンジャーを入れていると、リアルタイムでメールの受信を教えてくれるのですが、いまいち。やっぱりいつも使っているBeckyのメールボックスに入ってくれるのとはわけが違います。MSとしてはどうしてもPOPはさせたくないらしく、メールをデスクトップで読みたいなら、Windows Live Mail Desktop BetaというMSが出している新しいメーラに乗り換えるか、Outlook系メーラのHTMLメール設定で、Office Liveの独自ドメインメールを取り込むかの選択肢しかなく、両方論外なので、Office Liveをやめて、Google Appsに乗り換えることに決定!
Googleは、申し込み時点でGmailのアカウントがないとダメですが、こちらも設定自体はとても簡単。言われるがままに手続きを進めればOK。ただ、ドメイン名はOffice Liveと違って自分でどっかのドメイン会社から取得してこい、というスタンス。とりあえず、MSに連絡して、Yahooドメインを辞めたときと同じ要領で自分のドメインの管理用レジストリキーを教えてもらい、MelbourneITのページから直接自分のドメインを管理できるようにアカウントを作成。今まで、これはYahooやMSがやってくれていたけど、Googleはココを自分でやらないといけない。しかも、Google AppsはDNSサーバーを提供してくれないので、別途用意する必要がある。色々探して、結局Cyber Tradingという会社がやっているサービスがよさそうなので、これを利用。登録後、Pleskの管理画面にブラウザからログイン。とても使いやすい画面で、Googleの指定通りのMXレコードなどを設定。MelbourneITの設定画面で、Cyber Tradingのネームサーバーを指定。これで準備完了。Google Appsの管理画面に入って、利用するサービスの項目からGmailなどを選んで、言われるがままに進んでいくと、それまでテンポラリのメールアドレスだったものが、user@mydomain.comのように切り替わり、移行完了。GoogleのPage CreatorはOffice LiveのWebデザインツールに比べて見劣りするけど、独自ドメインでGmailが使えるのはやっぱりすごい。もちろんPOPもOK!
見限ったOffice Liveも退会後90日はメールの移行期間を設けてくれていたり、今回のこの騒動で、YhaooとMSのサポートには何度かメールを書いたけど、結構丁寧な対応がすぐに返ってきて、ネット産業のひとはほんとに頑張ってますねー。これがタダでいいのか?と思うけど、ま、巨人同士の覇権争いのおこぼれを食べる小人ってことで、これからもよろしくお願いします。
【2007/01/03 13:44】 | Webサービス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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