MacOSゆえのいらぬ苦労なのかも?などと思いつつ、いつもnumpyとscipyのインストールには苦労しているわけなのですが、こんなものを見つけてしまい、snow leopardに乗り換えた途端いいことあるじゃーんと、調子にのっていたのですが、インストールできたようなふりをして、matplotlib.pyplotのimportに失敗。んー、と思いつつ、matplotlibだけ開発元のpre-build版を入れればいいかなと思ったら、このScipy Superpackで使われているNumpyが2.0.0とだいぶエッジなバージョンで、あえなく失敗。ぐううう、と苦虫をかみつぶし、Mac Portsですべて入れ直そう!と一念発起。/usr/local/bin/から/Library以下にはられているpython関連のリンクをすべて消し、すっきりしたところで2.6系を/opt以下に迎え入れるべくこんな感じで入れてみました。
~$ sudo port install python26 ~$ sudo port install py26-numpy おーっと、atlasのbuild中にエラー。こちらを参考にさせていただき、 ~$ sudo port install py26-numpy +no_gcc43 とすると、オプションが効いたのか、atlasは通過が、またエラー。 少し調べると、/usr/bin/gfortranではだめらしく、MacPortsが入れた/opt/local/binのgfortranを使う必要があるらしい。詳細はこちら /usr/binのほうは頭に_でもつけてやってください。 これでなんとか無事通過。 ~$ sudo port install py26-scipy +no_gcc43 はエラーなく行きました。 このあと、ipythonをportsで入れようとしたら失敗するも、matplotlibは入ったので、当初の目的は達成。 ipythonも、easy_installだと無事入りました。 と喜んでいたら、描画ができないことが判明!
以前、おなじようなことで困った記憶をたどりにしつつ、指示されたファイルを編集しました。 matplotlibrcの冒頭で設定されている、 # the default backend; one of GTK GTKAgg GTKCairo CocoaAgg FltkAgg # MacOSX QtAgg Qt4Agg TkAgg WX WXAgg Agg Cairo GDK PS PDF SVG Template # You can also deploy your own backend outside of matplotlib by # referring to the module name (which must be in the PYTHONPATH) as # 'module://my_backend' backend : MacOSX が、Aggになっているので、MacOSXにすればよいだけです。 |
Mathematicaの作者が満を持してリリースした検索エンジンの”Wolfram Alpha”ですが、さすが天才が作っただけあって、凡才には使い方がいまひとつピンとこないなーと思っていたところ、iPhoneアプリとしてWolfram Alphaが出ていたので思わず買ってしまいました。お値段は260円位だったと思います。
しかし、これ実はWebからアクセス出来るWolfram Alphaと出来ることは一緒・・・ ということに気がついたのは最近で、そのまえにWolfram Alphaで数式を普通に処理できることを知ることが出来たので、260円だし、怒ってはいません。 例えばこんな感じです。 1/e π/4 log(2) ちなみに、iPhoneでは、Σや積分記号、微分記号などが入力できる専用キーボードが表示されるので、260円などタダ同然の金額払う価値はあります。 しかし、こんな便利なものが小学生のころから身近にあったら、みんな天才数学者としての才能を開花させてしまうのか、Webで簡単に計算できるから数学への興味が半減するのか、どっちなんでしょう・・・。 |
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