なかなか昔の彼女が忘れられないダメな男みたいに、数ヶ月前に捨てたEmacsが気になっていたのですが、すこし本気でSublimeを設定することで、Emacsと距離を置く作戦。
まずは、困っていたことの解決から。ATOKで日本語を入力している時、「よろしく」までうって、「よろしくお願いいたします。」が候補として出てくることがありますが、これをタブで選択しようとすると、Sublimeにとられて、全部消えるという悲劇が。定型文の入力を助けてくれるsnippetの機能を犠牲にすることでこれは解決できます。 参考サイト http://beadored.com/sublime-text-3-suggest-tab/ http://futago-life.com/sublime-text3-wiki/first-step/japanese/mac-osx 本格的にPythonのコーディングにSublimeを使うにはどうしたらいいか探していたら、このサイトがとっても役に立ちました。SubimeText3でPython環境を構築するのに特化した記事です。 Setting Up Sublime Text 3 for Full Stack Python Development ここで紹介されているものから、AnacondaとAdvancedNewFileをインストール。Anacondaは、データ解析に関するライブラリを強化したお馴染みのAnacondaと名前が同じで紛らわしいですが、別物です。入力補完などをしてくれる開発用ツール。ただ、ここで問題が。入力候補を強制的に出すときのキーが、Ctrl+Space。これは、もちろんEmacs出身の私としては、MarkSet以外考えられない。そこで、ドット(.)で候補が出てくるように変更。 以下のドキュメントで、「Autocompletion on dot(.)」のところです。 http://damnwidget.github.io/anaconda/IDE/ PEP8の規約に反していると、いちいちハイライトしてくれるのは、まあ良いのですが、1行のコードが長いと言われて怒られるのは、仕方無い時の方が多いので、設定ファイルの以下を変更。 // Maximum line length for pep8 "pep8_max_line_length": 120, AdvancedNewFileは、EmacsでのC-x C-fをかなり再現してくれるパッケージ。ファイルがあれば開くし、無ければ作るっていう動作ですが、Sublimeを使い始めてから、これが無くて相当面倒な思いをしていたので、探してみるもんだと感謝。ファイルをGUIではなく、ファイル名の直接入力で指定できるところがグッドです。 Sublemacsproのキーバインドを一部無効にして、おなじくUserの設定に、以下を追加します。 {"keys": ["ctrl+x", "ctrl+f"], "command": "advanced_new_file_new"}, 実は、SublemacsProでCtrl+Spaceで範囲を選択するときに、色が付かないなーと思っていたのですが、設定一つで変えられることが判明。 "sbp_active_mark_mode" : true とするだけ。調べて見るもんです。 https://github.com/grundprinzip/sublemacspro/issues/100 最後に、Sublime3でちょっと気になっていた、キーリピートが少し遅いという件は、Macではシステム全体のキーリピート速度を調節するしか内容で、他のアプリでの慣れが必要かも。 でもかなり馴染んできたので、Sublime3本格的に使っていこうかと思っています。 2016/2/5 追記 markdown記法で書かれたファイルをブラウザで見せてくれるMarkdown Previewも便利。 AdvancedNewFileがファイルを開くときのダイアログで、デフォルトではファイル名を補完してくれないので、Defaultの設定で以下を変更。 // A boolean value specifying if regular files should be included in the auto // complete options. "show_files": true, スポンサーサイト
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