このブログの中では大先生と呼んでいる方の著書が改訂されました。今回も、微力ながら原稿チェックに協力させていただきました。私の著書の時も細かくチェックもらったので、極力すべてのコードに目を通そうと試みましたが、奇しくもこのことが、現代のWeb開発に必要とされるスキルの幅広さをあらためて実感する行為となりました。HTMLとCSSは当然として、アプリケーションの開発にJavaかPHPを選択したとしてもやはりSQLの知識も必要となってきます。JavaScriptがない今どきのWebなんて考えられませんし、最終的にはXML的なデータの見方ができると統一的な理解が可能となる面も多いと思います。そんなこんなで広がっていく知識をこのページ数でうまくまとめているなと、献本頂いた本をパラパラとめくりながらやはり感心しました。もちろん、この本が実際の大学の教育現場から生まれているためでもありますが、情報系学部の教科書としてはまさに最適の内容と分量だと思います。 知識が多様化・複雑化する一方の現代では、どういった教育をするかという点で大学の役割は大きくなっているはずなのに、どうもその点では機能不全を起こしているような気がするのは、自分も大学時代相当な落ちこぼれだったからかしら? 日本語でこんな教科書があるなんて、いまの学生さんは幸せです。もちろん情報系の学生さんでなくても、ご興味ある方は是非。おすすめです。 スポンサーサイト
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