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ポアンカレ予想

100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影 (新潮文庫)100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影 (新潮文庫)
(2011/05/28)
春日 真人

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去年の年末、友人たちとお寿司屋さんで忘年会をしていたとき、なぜかポアンカレ予想の話になりました。同席されていたちょっと偉い人から、数学に関係している学科を出ているということで、解説を求められるも、まったく素養が無くバカを丸出しにしたことが気になっていました。その後からすこし興味をもって調べてみたので、この本やその元になった番組のことは知っていたのですが、当初は、「一般人相手の書物読んでどーする?ちょっとストイックに学ばないとダメでしょー」とか思っていました。まあ、そうは言っても日常業務があるので、そうそうポアンカレに時間を割くこともできません。そんななかでも結構分かりやすかったのは東大の学術俯瞰講義でした。これはネットで誰でも無料で聴講することが出来ます。
「数学を創る -数学者達の挑戦-」―学術俯瞰講義2009
このなかの「形を理解するための数学」坪井俊先生の講義でポアンカレ予想につながる近代的な幾何学(解析もか?)の話を知ることが出来ます。これを見て、ポアンカレさんは形を分類したかったこと、それはつまり穴の数(ボールとドーナツは違う形だけど、ドーナツとティーカップは同じ)なのね、ということがわかったのですが、やはり正しい証明を発表するも、引きこもってしまったペレリマン先生のことが気になっていて、本屋さんで文庫になって平積みされていたこの本を読んでみました。

元NHKスペシャルだけあって、構成がうまいのですらすら読めるし面白いです。
一般向けの本なので、どうしてもポアンカレ予想が宇宙の形を解き明かすロマンとともに語られますが、坪井先生の講義では、知の巨人ポアンカレが惑星の軌道を解くための微分方程式の解が3次元多様体になるところから形への分類に興味が出てきたということになっています。
本の中には、まー、天才奇才のオンパレードで、自分も天才に生まれたかったなとちょっと思ったりしますが、今のように楽しく暮らせるのはアホだからか?と思えたりして、少なくとも読んで生きる気力は削がれません。本の中でロシア人であるペレリマン先生の恩師が次のような言葉を残しています。
「才能豊かな人間にはその才能を許さなければならない」
というわけで、石川君の無免許運転は許してもらえそうだから、ウッズさんの浮気も許してあげたらいいんじゃないでしょうか。
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テーマ:数学 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2011/06/19 00:42】 | 数学 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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